分院を中心とした[身近なかかりつけ医]では、飼い主様の気持ちに 添うことを第一に、異変に早めに気づくことを大切にします。
医療センターを中心とした[先進医療]では、高度な医療技術と設備により、 助けるための選択肢をひとつでも多く、より確実なものにします。
そして、双方の質の向上と密な連携により、真の安心を提供します。
これからも様々な分野の高度化に取り組み、総合医療センターを目指します。

ほんの少しの異変でも気軽に相談ができ、そして万一のときも先進の体制で安心を提供できる。
高度医療センターは、都心にこそ必要だと考えています。

都心で暮らす動物の生活環境は、日々人間に近づいています。
それにより、体力低下によるケガに加え、心臓病や癌、その他成人病といった人間と変わらない疾患を抱える動物が増えており、動物医療も人間と同等なレベルが求められる傾向にあります。
これまでは、人間の医療と異なり専科に分かれず1人の獣医師が多くの科を受け持っていましたが、専門医の必要性も高まりつつあります。
高度な医療に応えられる設備を備えるのは、一部の病院や大学病院に限られていました。また、かかりつけ医からの紹介状によって、それらを利用することができますが、まだまだ数が少ないため、受診までに時間がかかることで助からない命があることも現実です。
小滝橋動物病院グループでは、ほんの少しの異変でも気軽に相談ができ、そして万一のときには先進の体制で高度な医療を提供できる。そんな理想の病院を目指して、高度医療センターを開設いたしました。
“ひとつでも多くの命が救われるために”

診療案内
住  所
電  話
アクセス

豊島区南長崎2-2-1
03-3565-6596
目白通り沿い「二又交番」
『南長崎二丁目』バス停そば
※駐車場は近隣のコインパーキング
をご利用ください


診療時間
休 診 日
年中無休(年始を除く)
診療時間
午前9:00~13:00
午後3:00~7:00(最終受付30分前)
午後8:00~深夜0:00

コロナウイルス感染症予防にともなう
営業時間短縮のため
現在は夜間診療(午後8:00~深夜0:00)を
中止しております。

ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

(救急・予約診療 来院前に必ずお電話ください)

心臓外科の開設

今まで心臓の手術は、大学病院や一部の専門病院でしか実施ができないものでしたが、このほど体制が整い、当院でも2016年夏より心臓の手術を受ける事が可能となります。
3年ほど前より準備を進めてまいりましたが、開心術をおこなうには高いハードルがいくつもありました。
術前から術後まで体の状態を正確に把握できる検査体制、麻酔医のレベル向上とシステム化、術中術後のあらゆる状況に対応できる医療体制、より早く正確に手術をおこなうための最新機器、そして手術をおこなう執刀医や助手のレベル向上。挙げれば他にもまだありますが、ようやく準備が整いました。
今まで助けられなかった命を、少しでも救いたい一心で、スタッフ一同取り組んでまいります。

高度で正確な検査体制

CT検査では、X線検査やエコー検査では、わからなかった部位や小さな病変を見つけることができます。
当院のCT装置は、16列0,5スライスでの撮影が可能ですので、短時間で微細な構造が観察できます。
また、新たに導入した超音波検査機器『GE社のE95』は、心臓に特化した超音波検査機器で、今までのものに比べ、より早く、より綺麗に心臓の状態を把握することができます。
それら最新鋭の機器により、状態の悪い子にとっては最小限の負担で検査を済ませることができますし、体の小さな子でも正確な診断をくだすことができます。
また、各分院はVPN(インターネットを活用した院内ネットワーク)で接続しているため、センター病院での画像検査の結果を分院にいる飼い主様に説明することも可能になっています。

専門医の存在

小滝橋動物病院では、皮膚科と腫瘍科、循環器科の各分野において、専門医による定期的な診察日を設けております。
専門家の知識と経験は、一般の獣医師とは明らかに差があります。
お困りの方がおりましたらご相談ください。
また、当院ではそれぞれの獣医師が得意な分野を探求し、大学病院や専門病院で勉強し、学会や勉強会に参加しております。
獣医師同士の連携も良いので、全体のレベル向上にもつなげています。
これからも様々な分野に対応できるように、専門家や獣医師を増やしていき、少しでも人間の医療に近づけたらと考えております。

毎週第1・第3月曜日 午前に皮膚科の診察を行なっております。
皮膚科専門外来
・日時:第1・第3月曜日 午前
・担当医:村山先生(アジア獣医皮膚科専門医)
犬と猫が罹患する皮膚病には実に多くの種類があり、その原因や症状も様々です。 特に犬は猫に比べて皮膚病にかかる割合が高いため、日頃から〝掻く、こする、舐める〟などの動作があれば注意して観察し、 被毛の下の皮膚に少しでも異変が見られたら、ご相談ください。
Simplicity:わかりやすい診察
皮膚病の原因は一つのみならず、多くの原因によることも少なくありません。正しい診断を下すと共に、丁寧に分かりやすくご説明することを心がけています。
Satisfaction:満足できる治療
どうぶつの病気がご家族に与える負担に配慮しながら、納得して治療してを受け、またその治療に満足していただけるよう心がけています。
Smile:ご家族の笑顔
病気の診断および治療によって、最後はご家族みなさまに笑顔をもたらすことができるように心がけています。
【検査】
・皮膚スタンプ
・皮膚掻爬
・抜毛
・ウッド灯検査
・血液検査
・ホルモン検査
・アレルギー検査
・病理検査:鎮静が必要な場合もあります。
どれだけきちんと飼い主様の声に耳を傾け、伝えたいと思っていることや気持ちを受け止めることができるか。 ホームドクターの先生方の声に耳を傾け、解決や納得につながる診断や治療を提示できるか。「よく聞く」ことを診療コミュニケーションの要とし、人と人の信頼関係を基盤にした上で専門医として診療のクオリティを追求し、また、最適な治療をご提供していくことをめざしています。
循環器科の診察を行なっております。
循環器科専門外来
・日時:
・担当医:井口先生(循環器科認定医)
井口先生のプロフィールはこちら
近年小動物の高齢化に伴い、心疾患の患者さんが増えています。心疾患の診断と、病気の重症度、またその治療をより正確に行うためには、様々な検査を正しく行う必要があります。以下のような症状がある方は心疾患の可能性があります。
最近では手術で治療する選択肢もあるため、是非一度相談ください。
【心疾患と思われる症状】
咳が出る / 最近疲れやすくなった / 散歩したがらない / 呼吸回数が早い / 舌の色が青紫になる / 突然失神する / お腹に水がたまる
【心臓の検査】
・胸部X線検査
 心臓の大きさの評価や、肺の状態の評価を行います。
・超音波検査
 高性能な超音波装置を用い、心臓の内部観察と血液の流れを詳細に評価し、心疾患の診断とその重症度の判定を行います。
・心電図検査
 心電図を記録することで、不整脈の診断を行います。その他心臓の電気的な異常も検出できます。
・血圧測定
 上記の検査と、身体検査や血液検査の結果から総合的に評価をします。それによって
・心疾患の診断と治療計画
・麻酔前検査
・心臓外科適応の判定
 等を行います。
7~8歳を過ぎた患者さん、心雑音を指摘された患者さん、現在治療中の患者さんのセカンドオピニオン等、心臓検査を希望される方や愛犬愛猫の心臓病が心配な方は是非当院にご相談ください。
毎週火曜日に腫瘍科の診察を行なっております。
腫瘍科専門外来
・日時:毎週火曜日
・担当医:杉山先生(獣医腫瘍科認定医)
近年、動物の高齢化が進み腫瘍での死亡率が高くなっています。 人間でさえ、人間ドックに行って初めて腫瘍が発覚したという話はよく聞きます。まして、言葉を話さない動物の病気を気づくのは難しいかもしれません。しかし、人間と同じように、なるべく早い発見が今後の治療、生活に大きく影響します。 腫瘍は、しこりが大きくなる固形がんと(外科手術で治療)、血液のがん(抗がん剤で治療)におおまかですが分かれます。基本的には外科と抗がん剤のコンビネーションで治療していきます。 腫瘍は進行します。様々な腫瘍によって検査法、治療法は異なり、まず、ステージ(進行度)を確実に診断することから始まります。これはTNM分類といって、各腫瘍によって分類の仕方が決まっています。そして、ベストな治療法を決定していきます。
【診断】
T:しこりの検査
N:リンパ節の検査
M:転移があるか、ないかを知るための検査
これらの順番にのっとって検査を進めていきます。
【一般身体検査】
血液検査、レントゲン検査、超音波検査など
腫瘍診断のため、これからの治療のために全身状態の把握はやはり最低限必要です。
【細胞診検査】
院内・・・・・・・・・・・・・・¥3,000〜
外注・・・・・・・・・・・・・・¥8,400〜
しこりに細い注射針を刺して、そこにどのような細胞が増えているか、 悪性なのか、良性なのかを判断します。
【病理検査】
trucut Biopsy・・・・・・¥9,000〜
専用の器具を使って、しこりの組織を見るための検査です。
パンチ生検・・・・・・・・¥5,000〜
さらに多くの組織を採ることができ、主に皮膚の腫瘍などに使われます。
ジャムシディ生検・・・¥8,000〜
特に固い組織(骨など)の組織を採材します。
*場合によっては鎮静、麻酔の場合があります。
腫瘍によっては免疫療法(本院で実施)が有効なもの、放射線療法が必要なものもあります。放射線療法が必要な場合は二次診療施設をご紹介させて頂いております。
早期発見、早期治療が根本的に腫瘍治療のスタンスです。わんちゃん、ねこちゃんは、何かしらのサインを私たちに伝えたいはずです。それを見逃さず、早期治療ができれば、もっと長く一緒に過ごすことができると思っております。
*価格は一例です。内容により変化することがあります。
杉山 大樹(すぎやまひろき)

2003年に麻布大学獣医学部を卒業し、なるかわ動物病院(三重県四日市市)等の勤務を経て現在はファミリー動物病院勤務(千葉県千葉市)。
趣味:釣り、フットサル、スキーなど。

【研修・研究歴】

・平成16年~平成20年
  麻布大学附属動物病院腫瘍科研修医
・平成20年~平成25年
  麻布大学附属動物病院特任教員
(腫瘍科、一般外科を担当)
・平成25年
 麻布大学獣医学部放射線教室研究生 現在に至る

【所属学会】

・日本獣医がん学会
 (副会長、認定医認定委員会副委員長)
・動物臨床医学会
・獣医麻酔外科学会

【その他】

・平成17年
 日本獣医がん研究会 獣医腫瘍科認定医Ⅱ種 取得
・平成20年
 日本獣医がん研究会 獣医腫瘍科認定医Ⅰ種 取得

毎週金曜日に腫瘍科の診察を行なっております。
腫瘍科専門外来
・日時:毎週金曜日
・担当医:接待先生

急性腎不全に血液透析

血液透析は体外循環を利用した腎代替療法です。
人間の医療では慢性腎不全の末期治療として普及しています。しかし、獣医療ではペットのために生涯にわたり血液透析をおこなうことは、費用的に非現実的であり、急性腎不全の救命に対しての使用が主な目的となります。(将来的に血液透析がペット保険の対象になれば、慢性腎不全に対しての治療にも使用しやすいでしょう)
血液透析は効率的に体内の尿毒症物質を取り除くので、内科治療に反応しない急性腎障害の救命率を格段に向上させることができます。また、レプトスピラ症やその他の細菌感染による敗血症性急性腎不全やエチレングリコールや腎毒性を起こす中毒などの治療報告もあげられていて、今後さらに活躍が期待される治療法です。
今まで内科治療で救命が難しかった動物の新しい治療選択肢を提供するとともに、今後の血液透析の普及に貢献したいと思います。
[人工透析の費用]
初日:165,000円
2日目以降:77,000円/日
※透析治療の離脱までには、通常数日以上かかります。
※費用の半分程度が消耗品にかかる費用となります。

獣医師/センター長/獣医学博士
上原 拓也

得意とする科目:循環器科、救急集中治療科、一般外科、麻酔科

大学院では循環器分野における研究の結果、博士号を取得し、同時に大学付属病院では循環器かの一員として臨床現場にも携わってきました。
大学院卒業後は救急集中治療の世界に足を踏み入れ、多くの経験をしてきました。
これまでの経験を活かし、心臓病に限らず重い病気のわんちゃんねこちゃんをより多く救える獣医師を目指しています。

酪農学園大学卒業
麻布大学大学院 博士号取得
麻布大学 小動物外科研究室 共同研究員
酪農学園大学 動物生体反応研究室 研究生
日本獣医循環器学会
International Veterinary Emergency Critical Symposium(IVCCS)

獣医師/獣医循環器学会認定医
井口 和人

得意とする科目:循環器科(心臓病科)、一般外科、一般内科

循環器科といってわんちゃん猫ちゃんたちの心臓の病気を専門としています。
中でも僧帽弁閉鎖不全症の手術治療を得意としております。
他にも動脈管開存症や肺動脈狭窄などの先天性心疾患も、根治治療を可能とする設備と技術があります。
心臓病を指摘されたワンちゃん猫ちゃんはまずはご相談ください。
重症例でも諦めずまずは相談いただければと思います。

麻布大学卒業
日本獣医循環器学会
獣医循環器学会専門認定医
麻布大学小動物外科研究室 研究生
帝京大学心臓血管外科学講座 大学院生

獣医師
米丸 真奈美

得意とする科目:循環器

獣医師 (English available、한국어 가능)
尹 セレナ

得意とする科目:一般内科、画像診断

画像診断に力を入れて日々取り組んでいます。 画像検査は、侵襲性のないレントゲン画像や超音波検査だけでなく麻酔下や鎮静化で行うCT画像検査があり動物達の身体の異常を早期に発見したり病気の診断ツールとして有用です。 少しでも皆様の大切な家族の一員であるわんちゃん猫ちゃんの力になれるよう日々精進してまいります。 小さな事でも飼い主様と一緒に相談しながら最善な治療を提案できればと思います。


日本獣医生命科学大学 卒
獣医放射線学教室
獣医画像診断学会所属

獣医師
能見 遥

得意とする科目:皮膚科

獣医師
川嶋 桃子

得意とする科目:一般診療

麻布大学
獣医放射線学研究室
日本獣医がん学会

獣医師
田中 匡

得意とする科目:一般診療

今年度入社いたしました。
患者様や飼い主様に安心して頂けるような獣医師となれるよう精進してまいります。 よろしくお願いいたします。

帯広畜産大学 卒
獣医循環器学会

獣医師
木俣 健

24年の4月から入社いたしました。 動物たちとご家族のみなさまに寄り添える獣医師を目指しています。 地域のみなさまのお力になれるよう精一杯頑張ります。 よろしくお願い致します。

獣医師/腫瘍科外来
接待 創太

得意とする科目:腫瘍内科、細胞診、腫瘍病理

現在、食生活の向上や獣医療の発展などによりペットの寿命が延びているという背景で、死因のトップが腫瘍であることはご存知でしょうか。
腫瘍診療では、診断から治療へ迅速かつ的確なプロセスを踏むことが重要です。腫瘍の治療法が必ずしもひとつとは限らないことと同様、ご家族と動物にとっての治療の目的や目標は様々です。
治療方針をご相談し、最適な治療をご提案したいと考えております。

麻布大学 卒
日本獣医がん学会 企画委員会委員
日本獣医臨床病理学会
神奈川県、東京都の複数の動物病院で腫瘍科診療
執筆 VETERINARY ONCOLOGY No.31 2021 胆管癌

画像診断/獣医師
池田 彬人

得意とする科目:画像診断

日本獣医生命科学大学卒

所属施設
日本小動物医療センター画像診断科
東京大学付属動物医療センター画像診断部

資格
獣医師、第1種放射線取扱責任者
獣医師画像診断認定医
獣医腫瘍科認定医Ⅱ種

所属学会
日本獣医画像診断学会
日本磁気共鳴医学会
日本放射線技術学会
日本獣医がん学会
獣医神経病学会
犬・猫の呼吸器臨床研究会

画像診断科/獣医師
李 美侑

得意とする科目:画像診断科

北海道大学卒
獣医画像診断学会所属
どうぶつの総合病院 画像診断科レジデント修了
2018年 2020年 獣医画像診断学会発表
2019年 伴侶動物画像診断執筆

獣医師
池上 千尋

得意とする科目:眼科

2004年     北里大学卒錠
2004年~2008年 有限会社久野喜動物病院
2009年~2023年 株式会社ファーブル動物病院
2016年     オハイオ州立大学獣医学部
        Ophthalmology department visiting program終了
        ノースカロライナ州立大学獣医学部
        Ophthalmology department visiting program終了
        ISVO-acrivet scholarship取得
2023年~    SEE EYE Pet Clinic開業

麻酔科アドバイザー 獣医師
遠藤 雄介

得意とする科目:麻酔科、救急救命

Feinstein Institute for Medical Research 客員研究員
日本医科大学救急医学講座 特別研究員

愛玩動物看護師
岩崎 愛女

飼い主様に安心を与え、医師が治療に専念できるよう、 ケアスタッフとして出来る限りのサポートを心がけています。

専門学校ビジョナリーアーツ 卒
愛玩動物看護師
日本小動物整形外科協会認定動物看護師

愛玩動物看護師
上野山 絢子

日本獣医生命科学大学 卒
愛玩動物看護師

愛玩動物看護師
八巻 健志

飼い主様や動物に寄り添えるような看護師になれるように頑張りますので、よろしくお願いします。

ヤマザキ動物専門学校 卒
愛玩動物看護師

愛玩動物看護師
野口 春花

動物の幸せな生活のお手伝いができるようなケアスタッフを目指して頑張ります。

日本獣医生命科学大学 卒
愛玩動物看護師

愛玩動物看護師
吉沢 美咲

飼い主様、動物さんに寄り添い、信頼される看護師を目指しています。

日本獣医生命科学大学 卒
愛玩動物看護師

愛玩動物看護師
楯 麻理乃

動物を安心して預けて貰えるような愛玩動物看護師を目指しています。 精一杯頑張りますので宜しくお願い致します。

受付
日暮 未奈

わんちゃんねこちゃん、飼主様に寄り添い少しでも不安が和らぐように対応させて頂きたいです。

東京コミュニケーションアート専門学校 卒